サプリに痩せる効果がない明確な理由とは?

痩せるサプリを試しても効果をいま一つ実感できなかった、といった経験は1つや2つではないはずです。芸能人が飲んで成果が出たとか有名ブロガーが紹介しているとか、そういったサプリはとても多いですが、騙されたと思って飲んでみて本当に騙されることが多いのも現実です。

世の中には本当に痩せるサプリなんて存在しているのかと疑ってみたくもなりますが、実際のところは本当に痩せるサプリなんて存在していないものです。なぜこのように言い切れるのかわかりますか?

日本には薬事法という法律があって、本当に効果がある成分に対してしかその効果を記載することができません。例えば風邪薬には熱を下げる効能があるなど記載されていますが、これは本当に熱を下げる効果があるからそのように記載されているのです。

それで、風邪薬というのは医薬品です。日本で明確に効能があるとパッケージに記載できるのは医薬品だけです。サプリは法律上薬ではなく食品に分類されているため、効能を記載できないのです。

薬は臨床試験などを通じてパッケージに書かれた効能が本当にあることを保証されています。しかしサプリは臨床試験も何も行わずただの食品として販売されているだけなので、何の効能も全く保障されていません。

また、仮にメーカーが何らかの動物実験を行って脂肪を減らす効果を発見した成分であっても、その効果が人間にそのまま当てはまるとは限りません。ある種の動物には効果があっても人間には効果がないことはよくあります。

もしメーカーが脂肪を燃焼させる成分を臨床試験などで発見し、その成分が本当に脂肪を燃焼させる効果があった場合、それはサプリではなく医薬品として販売されるはずです。医薬品として販売すれば明確に効能を記載できるのに、わざわざ効能を記載できないサプリとして販売するわけがないからです。

よって本当に痩せる効果のあるものを探しているのであれば、選択しからサプリを除外して医薬品のみを購入候補にしましょう。